カルカソンヌのルールはすごい

2020/04/27

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最近、会社でボードゲームをやる話が持ち上がってきたりして手持ちのゲームのルールを再確認したりインスト準備したりしていて、改めてカルカソンヌのルールのすごさに気づいたという話。

自分の番でやることがわかりやすい

やれることといえば、タイルを引いてどこに置くか考える、ミープル置くか悩んだ末に置く、ぐらいでとてもシンプル。

難しめのボードゲームだと、手札をたくさん持って、やれることもいろいろあって、どんな作戦でいくか考えて進めよう、とかいきなり言われてもどうすればいいかわからなくなっちゃうけれど、これは初心者でもやりやすい。



勝利点もわかりやすい

すごろくのように得点表をミープルがちょこちょこ進んでいくのでその時点での得点がざっくりわかる。これはわかりやすい。

支配争いもわかりやすい

繋がってるところに他の人のミープルがいたらその人の場所、自分のミープルは置けない、という単純なルールでわかりやすい。

ミープルの使い方もシンプル

道やら城やらに立っているミープルはそこに常駐していて完成すれば帰ってくる、草原を見張るミープルは寝ちゃってるから最後まで帰ってこないと、ミープルを立てるか寝かすかで状態を表していてとてもシンプル。

ミープルの運用のジレンマ

そんなに頭を悩ます必要もないけど、未完成なところが増えてきて帰ってこないミープルが増え、新しく置きたくてもおけないという状況も発生したりで適度に頭を使うところが良い。

大きくなってきた城を独り占めするためにもう一人ミープルを投入するべきか、ここは得点を分け合うことで妥協し相手に完成させて手番を有効に使うか…、そんなことをしている間に相手に奪われてしまわないか、などなど悩みどころも多く。

相談できるから子供と遊んでも楽しめる

手札もなくすべてがオープンな状況となっているからアドバイスもしやすいのがありがたい。

プレイヤーごとに手札やクローズドな情報をもって遊ぶボードゲームを小さい子と遊ぶときには、一緒にプレイしたり、手加減したりということが起こりがちだけど、めくったピースをどこに置くか、それぞれメリットデメリットをみんなで話してその子本人に決めてもらう、ということができる。

いかにもボードゲームというビジュアル

カラフルな木製のコマ、道や城を繋げればいいんだなということが視覚的にわかるピースのイラスト、並べていくと地図が広がっていく楽しさ。ボードゲームといいつつカードゲームだったり、凝ったコンポーネントも増えてきているなか、王道中の王道を行くザ・ドイツゲームといった佇まい。

2000年発売とのことなのでもう20年経ってるのに現役で売れ続けてるのはやっぱり理由があるんだなぁと。
外出控えてボードゲーム人気だそうですが、子供と一緒に楽しめるのでかなりおすすめです。


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